ワタシの移住先の
第一候補は松本、第二候補は長野。
理由は3つ。
- 長野県内でも比較的求人数が多い
- 移住の目的である登山がしやすい
- ペーパードライバーだったので車がなくてもなんとか生活できる
移住の目的がいくら登山といえど
仕事がなくては生きていけない。
なので移住するにあたり
転職先は移住ライフに大きく影響する。
転職の企業選びと自己PRでやったほうがいいことを紹介します。
移住でIターン(もしくはUターン)転職を
考えている人には是非読んでもらいたい。
ワタシのプロフィール
- 2017年に登山が好きで東京から長野へ I ターン移住
- 移住当時37歳独身(現在は結婚して2児の母)
- 職業:DTPデザイナー
- 移住のことや子育て、くらしのことをブログに書いてます
目次
仕事選びのエリア
長野県の中でも交通の利便性が高く
栄えている2大都市が松本と長野。
求人募集の件数も職種も多い。
件数が多いだけなら他の地域でもいろいろ募集はあるが
クリエイティブ系・事務系の募集はこの2つの都市がダントツ。
ワタシの探している業種は
DTPデザイナー(チラシやパンフレットの制作)なので
この2つの都市をメインに探すことにした。
農業系、まちおこし系、技術系など求人によって
各地域で募集数が異なるので、
移住地の選定と同時に求人情報も要チェック。
しかし、都市と違いどうしても求人数は少ない。
そして求人数が少ないということは
選べる職種や条件も限られてきてしまう。
そんなときは
テレワークOKな企業も視野にいれるべし。
就業先は長野県でなくても良いので
そういった条件で探すのもアリ!
企業選びのポイント
転職先の企業選びにもコツがある。
- 自分の移住目的と関連性がある
- 企業理念や社風を身近に感じることができる
- 地域貢献への意識が高い
- 若さとエネルギーがある会社
この辺の事項を意識しながら募集企業を探すと、
「移住転職者」は普通の
県内転職者より有利!
ワタシの場合
登山が好きで長野県を訪れるようになったことから
長野の山に何かしら貢献したいと思った。
なので自然と転職活動をする際に
企業理念や社風で「長野の自然や気候」を
大切にしている会社をピックアップした。
「移住の目的」と「会社の目指す方向」が一致していると
転職活動に迷いや不安が少ないだけでなく
自己PRや志望動機に
強い説得力が生まれる。
会社としても、採用はスキルや人間性ありきだけれども
企業の根幹は企業理念。
企業理念に合った人物であるということを
「移住」というステータスで
強烈にアピールできる。
また、移住者というのは
リスクを背負って新しい世界にチャレンジする挑戦者。
長い歴史のある老舗の会社より
エネルギー溢れる若い会社の方が
そんな挑戦者を受け入れてくれる傾向が強い。
自己PRでやったほうがいいこと
ずばり「移住推し」
もちろん、スキルやこれまでの職歴も
非常に重要だけれども
付加価値はやっぱり「移住」にあり。
遠慮なく推していこう。
ワタシは移住就活にあたり、この3つを用意した。
- 履歴書
- ポートフォリオ(DTPデザイナーなので過去の制作物類)
- 「ワタシと移住」的な資料(パワーポイントで作成した10ページほどの資料)
この「ワタシと移住」資料には以下の内容を盛り込んだ。
- 自分の生い立ち、人となり
- 自分がなぜ移住を思い立ったのか
- 移住に臨むまでの経緯
- 移住に対する熱い思い
- 移住への思いと会社への志望理由に関連があればそのつながり
- 映え写真をふんだんに盛り込む
このへんの要素をぎゅっとまとめて、資料化して伝える。
箇条書きの文字資料ではなく
パワーポイントなどで視覚的にまとめると
見やすく好印象。
6. の映え写真は非常に重要。
資料全体の温度を上げてくれる
大事な要素。
移住で転職活動を行なう場合はぜひ盛り込むべし。
こういったPR資料はさらっと流されることもあるだろうけれど
やっておいてデメリットになるものでもない。
採用担当者への印象づけにもなるし
自分のモチベアップにもなる。
移住就業支援金求人サイト
長野県では県外移住者に向けて
仕事への公的な補助金・支援金を数多く準備している。
(最大100万円!)
対象条件があるので活用できるできないがあるが
チェックしておいて損はない!
UIJターン就業・創業移住支援事業(最大100万円)
東京圏(埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県)、愛知県又は大阪府から移住し
県内で就業又は創業者に対して支援金を支給している。
単身世帯:最大60万円
2人以上世帯:最大100万円
★細かい対象条件あり。
★支援金を希望する場合は、必ず応募要項をくまなくチェックして、不明な点はしっかり問い合わせするようにしよう。
ソーシャル・ビジネス創業支援金(最大200万円)
企業・創業を予定している方向け
地域の課題を解決する創業の促進支援。
東京圏、愛知県、大阪府から移住創業した場合
最大200万円支援。
おためしナガノ(最大6ヶ月
長野県に移住したい、
もしくは会社の拠点を移したい人向け
コワーキングスペース利用料や引越し代、交通費などの資金援助
他にも事業や生活をしていく上での
「つながりづくり」を長野県がサポート。
地元のコネクションがあると新規創業も心強い。
いずれも自身が対象に該当するかどうか
HPをしっかりチェックし
不明点あれば直接問い合わせすべし。
他にも市町村別で行う無料セミナーや
優待サービスなどあるので
公的な支援情報はぜひチェック!
移住支援金についての記事はコチラ↓
求人検索
一般企業就職
長野県の移住サイトにリンク掲載されている
公式転職サイト「長野県移住支援金対象求人サイト」なら
移住転職の支援金を受けることができる。
でも普通に大手求人サイトの方が見やすいし
職種も豊富で件数が多いので
ワタシは結局インディードで探した。
現在は「長野県移住支援金対象求人サイト」掲載の求人情報でなくても
移住支援金がもらえる対象者になれることもあるので
希望就職先が支援金の対象かどうか、県に問合せしてみよう。
起業・創業したい人
起業・創業を考えている人を支援する機関もある。
(運営受託者:有限責任監査法人トーマツ 長野事務所)
長野県が設置する創業支援拠点。県内産業を担う次世代産業を創出するため創業希望者や創業後間もない企業及び創業支援機関等が交流できる拠点であり、新たな価値を産み出す創業・新規事業を支援します。(出典:「楽園信州」HPより引用)
起業・創業経費の創業支援金制度
(長野県産業労働部労働雇用課)
地域の課題をビジネスの手法で解決するソーシャル・イノベーションにより創業を行う者を支援することを目的とした事業です。
県内の地域課題に対する社会的事業の創業者に対し、創業に必要な経費について、創業支援金をお渡しします。(出典:「楽園信州」HPより引用)
地域おこし協力隊
都市地域から人口減少や高齢化の進む地域に移り住み
地域のPR・活性化等の活動を行いながら
その地域への定住を促す取り組み。
JOIN(一般社団法人移住・交流推進機構)
医療系/介護・福祉系/農業系求人
医療系、介護・福祉系求人
農業系求人は専用のサイトも用意されている。
リゾートワーク系
働く場所を問わないテレワーク族のための
ワーキングスペースの紹介やマッチングを行うサイト。
転職活動に役立つ情報はあったでしょうか?
これをすれば必ず転職できる!
お得に移住できる!
というわけではないです。
でも、転職へのモチベーションを高めたり
支援金で少しでも金銭的なバックアップがあれば
移住の後押しになると思うのでお試しあれ。
