移住の目的と、移住したい土地が定まったら
次は現地の下調べ・下見。
いきなり現地に下見行っても
何して良いかわからず、
結局「観光して帰る」なんてことも。
下調べの方法や下見のポイント
都市で開催される移住イベントや
下見に役に立つ情報などを紹介します!
ワタシのプロフィール
- 2017年に登山が好きで東京から長野へ I ターン移住
- 移住当時37歳独身(現在は結婚して2児の母)
- 職業:DTPデザイナー
- 移住のことや子育て、くらしのことをブログに書いてます
移住相談、移住イベントに参加する
移住について、何から始めたらいいか迷ったらまずは
移住相談のサポートデスク(窓口)に訪れると良い。
東京であれば「ふるさと回帰支援センター」という
移住相談専門機関がある。
ふるさと回帰センター
ふるさと回帰支援センターは、有楽町の東京交通会館内にある移住相談センターです。センターでは、地方移住に関するパンフレットや資料を常設し、各地域の相談員が移住を希望する方に、より具体的な地方暮らしの情報を提供するとともに、各種ご相談に応じています。地方移住に関するセミナーも年に500回以上開催しておりますので、見学だけでもお気軽にご来訪下さい。(出典:「ふるさと回帰支援センター」HPより引用)
ここでは定期的に開催される大々的な移住イベントがあり
だれでも気軽に参加可能だ。
また、信州移住専門サイト「楽園信州」では
移住のオンラインセミナーも開催しているので
家にいながらいろいろ対面(WEB画面)で教えてもらえる。
便利な世の中になったものだ。
現地の移住窓口へ相談する
長野県では各市町村ごとに
移住特設サイトが開設されていたり
移住案内が充実している。
そういった移住窓口に相談すると
実際に生活してみないとわからないこと
細かい移住支援制度についてなど
詳しく聞くことができる。
- 街の利便性
- 気候の特徴(特に降雪量や厳寒期の過ごし方)
- 支援制度
こういったことは
実際に現地に住まう移住案内のプロに
直接聞くのが一番。
自分たちが移住でイメージなどを伝えて
アドバイスをもらえば移住へぐっと近道になる。
コミュニケーションしながら情報拾集できるので
より自分たちに合った移住情報が手に入る。
さらに移住支援金などの相談も詳しく聞けるはず。
現地へ下見に行く
「自然豊かなのんびり暮らしをイメージしていたのに、実際は人がいっぱいいてにぎやか…」
「アクティビティには便利な場所だが、住むにはリゾート過ぎる…」など。
旅先で訪れたときに見える景色は
「住む」ことを前提に見える景色と違うことがよくある。
実際に訪れたときに目で見る景色や触れる空気は
いくら家で細かく情報を集めてもわからない。
いきなり現地に訪れて
何を見たら良いかわからず結局観光して帰ってきてしまった
というようなことがないように
見るべきポイントはおさえておこう。
現地下見で見るべきポイント
- 交通(電車やバスの本数、主要道路へのアクセスなど)
- 人がどのくらいいるか(田舎⇄都会度)
- 不動産(自分の世帯の家賃の相場)
- 買物施設(スーパー、ドラッグストア、コンビニ、飲食店等の数と距離)
- 移住の目的とのマッチング(登山、スキー、農業、スローライフ、地域興し、飲食店開業等)
- 気候(可能であれば冬の時期に訪れると寒さや降雪の状況もみれる)
可能な限り自分の足で訪れてみると
街並みが具体的に見えてくる。
あらかじめ現地の市町村の移住窓口に連絡しておけば
いろいろ下見に有意義な情報をもらうこともできるはず。
移住体験をする
移住前にゆっくり住んで
その土地の暮らしを体験できる
「移住お試し住宅」
を用意している市町村もある。
観光で宿泊するホテルや旅館とは違って
リアルな生活体験ができる。
移住お試し住宅とは
- 期間限定:1泊〜半年程度滞在可能※住宅により異なる
- 使用料金:無料もあるが、1泊3000円〜5000円前後の住宅が多い※住宅により異なる
- ✳︎新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、利用中止中になっている施設もある。
- ✳︎観光目的や帰省の宿泊施設としての利用はNG。
こちらも可能であれば
2回くらい異なるシーズンに滞在できると
地域の気候性を体感することができる。
寒さが苦手で心配なら冬時期
花粉が心配なら春時期
など気候を体感でチェックできるのが嬉しい。
失敗しない移住のために必要なこと
ワタシは移住当時独身だったので
考慮することが少なく
勢いだけで移住にふみきったことを
少し後悔している。
こういった移住イベントやサポートデスクへの問い合わせ
お試し住宅など体験してから
じっくり考えたら別な選択肢もあったかもしれない。
移住支援金などのメリットも受けられたかもしれない。
現在は結婚して子供が二人いるので
自分が移住した時のような猪突猛進な行動はしないだろう。
楽しい移住生活のために必要なこと
住まいや暮らし、仕事について
しっかりと下調べしてメリットとデメリットを検討し
家族で相談・納得した上で行動すること。
それが失敗しない移住の一番の秘訣です。
