簡単に自己紹介
30代後半まで東京で暮らしていた。小中高大学・社会人までずっと東京。東京は便利だし、人もたくさん、友達もたくさん、遊びもたくさん。30年以上暮らしていたけど、それなりに気に入っていた。
でも30代後半にして、以前からうすうす感じいていた「東京しか知らないでこのまま暮らしていくこと」のもったいなさが募ってきた。人生は一度きりなのに東京というビックシティとはいえこんなに狭い範囲で終わってしまうのか?と。
大学の頃は地方から上京してきた友人たちが多くいた。そんな彼らは人生の半分を地元で過ごし、その後状況して東京で過ごす2つの世界を持っている。盆暮れには地方に帰って、地方の友達と楽しく遊ぶ。そんな環境を少し羨ましくも思っていた。
そんなちょっとしたモヤモヤを抱えた時期、山登りにだいぶハマっていた。関東の山だけにとどまらず、地方の山へも遠征したりしているうちに地方への移住を考え出した。
そして、その頃ちょうど恋人と別れるタイミングがやってきて「今しかない」と思った。
そして38歳で12年勤めた会社をやめて単身で東京から縁もゆかりもない地方へ移住。
移住、そして人生のコマは勢いよく進みだした
20~30代何をしていたのか。それなりにほそぼそとお金を稼いで遊んでいただけだ。結婚や出産などの人生のコマは停滞していた。それが移住したことによってストトンと進みだした。
縁もゆかりもなかったけれど、そんな地方でご縁ができて39歳で結婚、40歳で出産。
東京にいた頃は一生独身かもしれないと思ってたのに所変われば変わるもんだな。
のんびり適当に過ごした独身東京暮らしとは逆に、今の暮らしの方が仕事もプライベートもみっちりと濃い時間を送っている。「濃い時間」と言っても、全然順風満帆ではない。むしろ挫折感やこれまで何やってきたんだという自己嫌悪に追われる日々を送っている。
アラフォーからスタートしたライフステージ
それでも、30代後半から40歳前後に選択したいくつかの道を後悔してはいない。
そんな暮らしを振り返り、生活や子育て、仕事、趣味のことなどについてここに綴ろうと思っている。
特別なことは特にない普通の人間、いやむしろ普通よりももっと何もないかもしれないけれど、だれかにとって共感できるものや参考になることがあるかもしれない。
そんな始まり。